『悪女 アラディア』がWar of Brainsを破壊する

ハロージャンです。人口の少なさから村と呼ばれていたWar of Brainsもすっかり人口が増え、町の様相を呈してきました。
そんなウォーブレにブログを二日連続更新するくらいには、私もどっぷりハマってるわけですが、私にとって(おそらく多くの人にとってだと思いますが)明らかに異質かつ不愉快な『悪女 アラディア』というカードが一枚だけありまして、今回は当たり前の切り口から、このカードがどうしてダメなのか少し書いていきたいと思っています。


当たり前だけど、振れ幅がでかすぎるのがダメ

 

デジタルTCGとして一番普及しているのは違いなくシャドウバースで、普通に考えればデジタルTCGをやろうと思った時に人口も多く絵柄も綺麗で賞金大会も頻繁に開かれるシャドウバースをやらない理由は無いと思います。
ご多分に漏れず私も最初はシャドウバースをプレイしていましたが、ゲーム性が合わずにやめてしまいました。
散々Twitter等でも呟いているのでご存知の方もいると思いますが、プレイする際に余りにも運ゲーだと感じる場面が多かったからです。
もちろん運ゲーであることが一概に悪いことだとは言いません。最低限の知識さえあれば、上級者に勝てる割合は他のTCGに比べて明らかに高いですから初心者であろうとも上級者にカモられる続けることは無く、負け続けてやめてしまうということは少なくなるでしょう。また、負けの理由が運で片付けやすいので、実力で負けたという心理的負担の大きなものからプレイヤーを遠ざけることが出来ます。
僕の知っているウォーブレプレイヤー達の多くはこういったゲーム性が合わずに、あえてNO.1デジタルTCG(ゲーセン外も含む)のシャドウバースではなく上級者にカモられ、自分の実力に言い訳の出来ないウォーブレをやっているわけです。
ウォーブレのいいところは色々とありますが(例えばアグロタイプのデッキですら取りうる選択肢の数が多かったり、コスト増によるカードパワーの増加がかなり緩やかで腰を据えたプレイが出来たり)一番いいところはカードを引くという行為以外で極めて運の絡みにくいところだと思っています。
『悪女 アラディア』はどうでしょうか。僕はカードパワー自体はそれほど不適正だと思っていません。そもそも8コストというウォーブレにおいては最も重いコストを要求していますし、期待値だけに注目すれば同質の半分のユニットはこちらに残るわけで、相手がアラディアを出すのに使った8コストを新たなユニットを出したりだとか除去・戦闘のサポート等に回せば盤面も再び有利になりそうなものですし、『悪女 アラディア』はただの3/3バニラですから出た後に悪さはしません。
相手側がかなり負けに近い(⇒敵陣にユニットが殆ど無く、自陣にユニットが複数並んでいる)状況で出てくることが多いカードだと思いますので、こちらの攻めていた状況がイーブン、ないしは微有利くらいにされるというのが期待値通りの働きのはずです。
ただ、現実はどうでしょうか。ユニットを全て奪われることもあれば、全く奪われないこともあります。ユニットのコントロール奪取はこれまでの戦況はもちろんのこと、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されずに運ゲーさせられるわけです。法の下の平等を体現した素晴らしいゲームですね。
すなわち、僕たちがプレイしていたゲームは『悪女 アラディア』ことA君が登場することにより、軽妙な音楽とともにじゃかじゃかじゃんけんに様変わりするわけです。まさにゲームチェンジャーなわけですね。
さて、僕達がやりたいゲームはジャンケンなのでしょうか、それともメンコバトルでしょうか、はたまた坊主めくりでしょうか。きっと違うはずです。
たとえ期待値自体は適正だとしても振れ幅が大きすぎるカードは著しく実力で戦っている感を損ないます。そして自分にとって不利な振れ幅は有利だったとき以上に強く印象に残るもので、体感の期待値はもっと不利の方に感じている人が殆どなはずです。ましてやこのカードは相手にとってほぼ負けの状況から出てくることがかなり多いと思いますので、より不快な人の割合は多いはずです。
実力が出るゲームであるかを論ずることはここではしませんが、少なくとも実力で勝負が決まる感を求めているユーザーにこれは致命的ではないでしょうか。振れ幅の大きなカード全てがすべてのカードゲームでダメとは言いませんが少なくともウォーブレにはあっていないのではないでしょうか。

 

―まとめ―


つらつらと書いてきましたが言いたいことは以下の二つなので要約します。
・振れ幅の大きすぎるカードは実力でやっている感を薄れさせ、敗北の理由を運ということにしてしまいガチ。
・ウォーブレは実力で勝敗が決まることを求めている人が多い土壌で、運ゲー感が出てしまうことは好ましくない。
以上から強い弱いとはまた別のベクトルで『悪女 アラディア』はWar of Brainsを破壊するカードだと思っています。

 

昨日と同じくちょっとPCが壊れてしまってほとんどスマホから作成しているので誤字脱字等すいません。

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画像を何か貼らないとサムネイルが寂しくなってしまうのでアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージで二番目にかわいい安部菜々さんです。みんなデレステもやろう。


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